就職前におさらい!分電盤・ブレーカーについて
こんにちは!平成4年に愛知県豊橋市に創立、地域密着型の建設業として電気工事や電気設備工事を行っております有限会社髙栄電設です。
電気が通っている家庭や施設には必ず設置されている分電盤を開くと、数多くのブレーカーが設置されていることがわかります。
こちらを注意深くみるといくつかのグループに分けられていることが確認できるでしょう。
今回は、分電盤の役割とブレーカーのグループごとの役割を解説していきます。
分電盤の役割
電気は分電盤からいくつかの回路に分かれて各部屋に運ばれています。
ブレーカーを1つにまとめた分電盤は、電気回路で起こる過電流や短縮などの異常から電線を守る安全装置です。
分電盤は、電気の分配や使い過ぎによる漏電で事故にならないように、使用する電気をチェックする大切な役割を持っているのです。
アンペアブレーカー
それでは個々のブレーカーはどのような役目を持っているのでしょうか。
まず分電盤の左側についているアンペアブレーカーです。
一定以上の電気が流れると自動的に電気が切れる仕組みとなっています。
これが停電です。
この一定以上の電気は契約によって変わります。
漏電ブレーカー・安全ブレーカー
建物内の電気器具や配線の異常がないかをチェックするブレーカーは、真ん中についている漏電ブレーカーです。
異常を感知すると建物全体の電気を停止します。
安全ブレーカーは右側についている一番数の多いグループのブレーカーです。
こちらは各コンセントの回路と接続しているブレーカーとなり、電気の使いすぎや電子機器がショートした時に安全ブレーカーに異常を送り電気を遮断する役目を持っています。
このように、分電盤とブレーカーは建物全体の電気を管理し、事故がないようにチェックしてくれる大切な役目を持っているのです。
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最後までご覧いただき誠にありがとうございました。